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レディの介護日記
2001年11月〜


11月
このところ調子の良い日が続いています。
そんな中でNHKの取材を受けました。
撮影で時間がかかって具合が悪くなったらどうしょうと?
と心配をしていましたが、
当日は取材のためにAM11:25に起こし、散歩、徘徊、
食事風景などをカメラで撮影し、
終わるなりAM11:50にはすやすやと眠っていました。
レディは心配をすることもなく、その後も普段と変わりなく過ごしていました。

レディの一日の様子(日記から)
この日記は、3回目の発作を起こした翌日から書き始めた物です。
何日分かけるのか?後でこれを見るのが辛いかも?
1ページしか書けなかったら?
などいろいろ考えましたが一日の様子を記入しておくことで
介護をしていく上で何か参考になるかもしれないと書くことにした日記です。

                        AM5:30〜6:00に起床 庭でオシッコ                            
                      6:20頃 朝食(半生フード、dbfの缶詰、その中にメイベットDC) 水を飲む
  6:30頃 便                   
       7:30  散歩 大体15分くらい その間にオシッコ
  8:00 布団で寝る               
                        PM3:30頃 起きる 庭でオシッコ 水を飲む 部屋の中、または庭でウロウロする、散歩に行く時もある
              5:40頃 夕食(半生フード、チキンなどを混ぜた物) 水を飲む
6:00頃 庭でオシッコ           
8:00  軽く散歩 オシッコ        
8:30頃 布団で寝る            
寒くなってからは夜中に一回起きて 庭でオシッコをしてすぐに布団で寝る
調子の良い時はAM8:00からPM3:30まで眠りますが
悪い時は寝たり起きたりを1時間ごとに繰り返し落ち着きがありません。
便も毎日決まってするわけではありません。
1年前の11月にはレディが自分で排便することが出来なくなり、
先生からいただいた薬を指に塗り、レディの肛門から便をかきだしていました。
今は尻尾の付け根を挟むように肛門に向かって搾り出し介助をしています。 

11月7日 毎年恒例の山梨県Sワイナリーへ出掛ける

レディはマイペースで車中ではほとんど眠っていました。
時折、車の窓から風をうけて「う〜ん、いい気持ち」とでも言うように
首を伸ばしていました。
初めて我家以外のところで(持参したレディの水を飲む容器から)
水を飲みました。
今まで、いろんな所へ出掛けても水を飲んでくれないのでそれだけが
お出掛けの時の悩みでした。夕方5時におうちに帰ってきました。
少し疲れたみたいでしたが、ごはんもちゃんと食べて普段通りに眠りにつきました。

11月8日(木)
朝も普通に起きていつもと同じ行動パターンで8時に寝たので、レディを家において出かけました。
帰宅すると、レディが布団の上で動いた後があったので、きっと私達がいない間に起きたのかと思い、
PM12:45にレディを起こして庭に連れて行きオシッコをさせました。
12:55布団に横にして様子を見ているとガクガクと小刻みに震えていました。
寒いのかと思い足の裏を触ると、とっても冷たくて急いで毛布を2枚掛けました。
そのうちに目を見開き、痙攣を始め、舌を引っ張り出そうとしたのですがヌルヌルして舌をつかめず、
しょうがないので口の中にタオルを入れて、痙攣の止むのを待ちました。6回目の発作でした。
右側の前後の足がつっぱったままでした。
PM1:05レディを支えて立たせた状態にすると、呼吸が普通に戻りました。
1:12ハチミツを少しなめさせる。(舐めた)
1:15水を注射器で少し飲ませる(飲んだ)
支えていても右側に傾いてしまう、よだれが多い、
寝かせようと横にすると両方の足をバタバタしてしまう。部屋の中を支えながら歩く。
1:20庭に出て歩かせてみる。支えれば歩く(異常な運動行動)
2:20水を飲む(容器から)痰がからんで苦しそう。痰が出せない。
2:30押さえつけて寝かせる
4:40起きる 庭に出てオシッコ
5:15夕食 (半生フード、じゃがいも煮た物)通常の半分食べる。
病院へ連れて行く、診察してもらい抗痙攣剤の内服薬をもらう。
(徘徊行動がひどい時は、体力が消耗してしまうので薬を飲ませること。1日3包まで)
6:30帰宅後、寝る
これで落ち着いたかと思っていたら、翌9日また
発作
11月9日AM0時
最初、小刻みにガクガクと震えていたがやがて足をバタバタさせ起きるのかと思って、
身体を起こそうとしたら痙攣が始まっていた。
だんだんとひどくなるので抗痙攣剤を飲ませるがうまく飲めず口からこぼしてしまった。
もう一包飲ませる。(飲めたのは少量)
抱きかかえて立たせた状態で15分位足を前後にさせて歩くような仕草をする(歩けない)
前両足が後ろの方へつっぱってしまう。
横にすると、左顔面を布団に擦りつけたり、四肢をバタバタさせるので
足の間にバスタオルを挟み足が擦れないようにする。
AM2:00まで続き寝る
AM2:15バタバタし始める。両前足がつっぱってしまい庭に出してみるが支えても歩けない。
横にするとバタバタが始まり呼吸が苦しそう(肩で息をするような感じ)
時折、う〜っと唸るAM3:20注射器で水を飲ませる
AM3:25抱っこしていたらねむったみたい。横に寝かす(左側を下にして、毛布は1枚掛ける)
AM4:08起きる 庭に出したらオシッコをした。お椀から水を自分で飲む。
AM4:25寝る
AM5:25起きる 力強い徘徊。外へ連れて行き歩かせる(異常な行動)
AM5:45寝る
一晩中側で見守った。
レディは落ち着いて眠ることは無く横にするとバタバタして、嫌がった。
痰もからんでいる。苦しそうに肩で息をするみたいな荒い息だった。
両前足がつっぱり、左顔面が麻痺しているようで布団に擦りつけていた。
今度こそもうだめだと思ったが、
AM7:10に起きてオシッコをして朝食は半生フードとおかゆにシャケを混ぜた物を全て食べ
AM7:30に寝てからPM4:30に起きるまでぐっすりと眠った。
その後の様子は普段の通りだった。
今回の2度の発作の始まりは小刻みにガクガクと震え、足がとても冷たくなっているという状態からです。
身体が冷えるため?寒さのせいでしょうか?
過去の発作のときはいずれも湿度の高い日でした。
老犬になると体温の調節が出来にくいようで私たちが注意していないと発作を起こしてしまうみたいです。
後日、先生に相談したら、足の末梢神経に血液がいかなくなり、血液の循環が悪くなる為ではないか?
それで誘発され発作が起きるのではないか?
そこで今度発作を起こしたら身体を保温し足先を暖めて、血液の循環をよくする為にマッサージするようにと。
  
11月9日PM6:00頃撮影
11月13日

9日の発作以降、特に変わった様子も見られなく落ち着いていたので安心していたのですが
今思えば昨日の夜から落ち着きが無く様子がおかしかったような気がします。
日付が変わった13日AM0:30
レディが急に足をバタバタしたので
発作に気がつきました。
前後の足を突っ張り、首を仰け反ったりと表情もとても苦しそうでした。
前後の足をマッサージし、胸の所を軽く圧したら呼吸が戻り、
普通の表情になり、また眠ってしまいました。
数分間の発作でした。
足を暖めたのがよかったのかすぐに元に戻ったのでこの時は安心していました。
AM3:40起き上がろうとしたのでレディを起こすと布団の上で
もうすでにオシッコをした後でした。
まだオシッコをするかもしれないと庭に出して歩かせましたがでませんでした。
AM3:55介護服が濡れていたので、身体をタオルで拭き、
ドライヤーで乾かし着替えをさせ寝かせました。
AM4:15小刻みに震えていたかと思ったらだんだんとひどくなり
9回目の発作でした。
足をバタバタさせていたかと思ったら今度は四肢を突っ張り、首は仰け反って苦しそうでした。
時間にして5〜6分も苦しみました。
足をマッサージしたり、胸を軽く圧したりしているうちに呼吸が戻ってきました。

AM4:20横にして様子を見ていると下痢状の血便をしました。
AM5:00までの間下痢状の血便を痙攣しながら出していました。
AM5:30足のバタバタ状態が続き擦れてきたので包帯を巻きました。
体力も大分消耗しているので抗痙攣剤を飲ませました。
立たせるといつもは楽になるのですが、今日は支えても立つ事が出来ません。
足の先がとても冷たくなっていました。
AM5:40薬が早く効いたのか寝てしまう。
AM6:40小刻みに足をパタバタさせ始める。痙攣がまた始まる。
AM7:03水を注射器で飲ませる
AM7:45抱っこをしていたらオシッコをもらす
AM7:54アイスクリームを口元へ持っていくと舐める(ペロペロペロと3回)その後注射器で水を飲む
AM8:15お粥にシャケ少々。薬。
レディの上体を立てるように支えて、スプーンで食べさせるその後注射器で水を飲ます。
AM8:20 「ワンワンワン」とかすれた声で鳴く
AM8:30 首を仰け反り「ワン」と鳴く 苦しそう。病院へ連れて行く
診察台の上で横にしてもずーっとバタバタは止むことは無く、AM5:00に止まった血便をまたし始める。
血液検査をし、前回の結果と比べてみても特に変わったところも無いが血便のほうが心配。薬で眠らせる。
PM7:00まで病院で点滴を受けながら眠っていた。自宅に帰ってきてもしばらく起きなかった。
その後、眼を覚ましたのだが手足のバタバタが始まり、もがいているような様子で落ち着かなく
翌14日のAM4:25に静かになり眠った。
11月14日
AM8:30に起きて便をする(庭で支えて立たせて)普通の便をしたがその周りに鮮血が着いていた。
缶詰のフードを食べ、水は自分で飲もうとしないので注射器で口の中へ。
その後血の混ざった下痢をオムツにする。
お風呂場でお尻を洗いドライヤーで乾かし着替えて眠る。
一晩中落ち着かなく余り寝ていなかったせいか、AM9:50〜PM4:45までぐっすり眠る。
起きてから病院へ連れて行く
血便のことや水を飲まないことを相談し、指示を仰ぐ、内服薬を処方していただく。
PM10:05やっと眠る。
11月15日 18歳3ヶ月
夜中に4回ほど起きそうにバタバタしたが、身体を軽く擦っていたら
眠ってしまったので、そのままにしていた。
朝から食欲が全くなく朝ごはんを3回作り直したが食べない。
痰がからんで苦しそう。
お昼にdbfの流動食「カロリーエース」を皿から
支えられて自分で半分食べる(左写真)
夕ごはんにささみ入りおじやを通常の2/3食べる
夜も落ち着かない。

11月16日
朝から痰が絡み苦しそう。便に赤黒いドロっとした血が付着していた。
今日も食欲はなく、朝も3口だけしか食べない。
夕方病院で栄養剤の点滴を打つ、この時レディの意識が無い。
先生に「18歳にしてはよくがんばったね。いよいよかもしれない」と・・・
帰宅後しばらくすると意識が戻ったが、一晩中、足をバタバタしたりと落ち着かない。
痰が絡んで苦しそう。呼吸が荒い。眼が半開きで起きているのか眠っているのか分らない。

11月17日
明け方から嘔吐をするようになり、食欲も全くなく、流動食を25ml飲ませたが、しばらくすると吐いてしまう。
午前中に4回も嘔吐するので病院に行き、吐き気止め入りの点滴を打ってもらう。
帰宅してからも嘔吐は止まず、下痢状の匂いの強い便をするようになり、鼻からは黄色い膿みのような鼻汁を出す。
寝たきりの状態になる。排泄は布団に横になったまま行う。

11月18日
一晩中、痰が絡み苦しそう。嘔吐も治まらない。注射器で水を飲まそうとするが全く飲まない。
        食事も17日の流動食から何も食べようとしません。
オムツやトイレシートが汚れるとバタバタして教えてくれます。
黄色い膿みのような鼻水をたらし、灰色に茶色がかった水状の便をオムツにし
おまけに吐き気。
どこまでが治療で、どこからが延命措置か?
ずーっと考えていることがあったのですが、
やっと夜中にレディと話をして分ったような気がします。
一晩中側についていて、吐き気が止まらず苦しそうなレディを見ていて
「もういいね。」と話し掛けていました。
私は、誰になんと言われようが、点滴でも何でもしてレディと一分でも一秒でも
長く一緒に居たいと思っていました。
でも、昨日レディが「もういいでしょう?」って言ったような気がしました。
後は、レディの好きなようにしていいよ。このまま逝ってしまってもいいし
寝たきりでもここに居たかったらいればいいし。
レディの姿が無くなったとしても、レディはいつも側に居るものね。

あと、何日いっしょにいられでしょうか?
でも、もしも少しでも状態が好転したらまた、点滴を打ってもらいに行くかも知れませんが・・・
気持ちの整理なんてとうてい出来ないみたいです。
ただ今は、最後の時までの時間を大切にレディに苦痛がないように
レディが安心してロッキーの元へ行くことができるように頑張るつもりです。
奇跡が起きてレディが元気になるように祈りつつ・・・・
11月22日

レディは、現在ほとんど寝たきりの状態です。

18日の午後から、

流動食とポカリスエットを少し(5ml〜8ml)ではありますが飲み込んでくれるようになりました。
夕方には、少しですが立たせて歩かせてみました。
レディは自分が歩けると思っているらしく、支えて立たせれば歩こうとします。
歩くと言ってもほんの数分ですが、しばらくすると頭が下がり前から倒れてしまいます。
介助する側は、以前の徘徊の時よりもしっかりと支えなければならずかなり腰には負担がかかり大変ですが、
自分の足で歩きたいという意思を大切にしてあげたいので、頑張ってしっかりと支えレディといっしょに徘徊をしています。

19日には

朝一回だけでしたが、起き上がろうと足をバタバタしていたのでどうかな?と思いながらも庭に連れて行きました。
しっかりと支えていると少しヨロヨロしながら歩いてオシッコをしてくれました。
(その後はオムツか横になったままでトイレシーツにです。)
レディはオムツが嫌いです。オムツを付けると絶対に排泄をしません。
でも、今の状態ではそんな事を言っている場合ではないのに、一生懸命起き上がろうとして、
よろけながらも自分の足で歩きオシッコをするなんて・・・たったの一回だけでしたが。
まだ、自尊心を忘れていない。
そんな健気な姿を見て感動しました。「レディはえらいね。」
私が歳を取ってレディと同じような状態になったらどうなのかな?ふっと考えてしまいました。


19日の夜になると、

娘がレディを水の容器の置いてある台の所へ連れて行き、すごく時間がかかったそうですが
自分で水を飲んだそうです。
この様子を見ていなかった私は、半信半疑でした。


20日の朝

私が「レディが疲れるから止めて」と言う言葉を聞き入れず、また娘がレディを水の容器の所へと連れて行きました。
時間がかなりかかりましたが、私の目の前でレディが自分で水を飲みました。
レディの一生懸命な姿を目の当たりにして涙がこぼれて・・・「レディはすごい!!」
そして時間をかけてでも自分の力で水を飲むまで見守っていた娘もすごい。
「ね、言ったとおりでしょう。レディは時間がすごくかかるけれど自分で水を飲めるんだから。
お父さんやお母さんは焦って急かせてばかりでレディがかわいそうだよ。」
確かに私は焦っていたし、心にもゆとりが無かったと思います。
18日にはレディのしたいようにさせてあげたいと思っていたのが、レディの状態が少し良くなれば
「もっといっぱい食べさせたい。もっと水を飲ませたい。」と安易に注射器で飲ませていました。
時間をかけて見守ってあげようとはしていませんでした。
反省させられる出来事でした。

そして、流動食を時間を決めて食べさせるようにしました。
一回の量も、25ml〜30mlと少しずつではありますが、増えてきました。
レディを座らせて食べさせようとしましたが、痰が絡んでしまい
結局上体を少し高くし、
横になったまま注射器で口の横から飲ませます。
今では最初の頃のように嫌がらないで飲み込んでくれます。
流動食だけだとあまり良く飲み込めないので、ポカリスエットと
交互に飲み込ませています。

レディは、最近よく痰が絡み苦しがります。
食事中も気を付けていないとすぐに「えっ〜えっ〜」と
痰が出そうになって苦しみます。
一回の食事の介助の時間も20分〜30分とかかり、
レディが疲れないように気を付けています。
固形の食べものも食べさせようとしましたが、レディは食べようとしません。
できることならば、もう一度ケンタッキーのチキンを食べさせてあげたい
と思います。(ホントはいけないことですが・・・)


21日になって、

やっと20時間ぶりにオシッコがでました。(これも、ポカリをいっぱい飲んでくれたから)
午後、病院に流動食の缶詰を買いにレディを連れて行き先生方に「よかったね。表情もはっきりしているじゃない。」と
声を掛けてもらい、つい数日前に起こったことがうそのように感じました。
でも、油断は大敵。またいつどうなるかは誰にも分りませんから・・・・・
レディの痰が絡むのをどうにかしてあげたいと相談しました。
二日くらい前から痰を出そうとすると気管支の方へ入ってしまい、一時的ではありますが呼吸が出来なくなり、
四肢を突っ張ッた状態に陥ることがあり、
危険な様子に私はレディの口の奥までタオルを巻きつけた手を突っ込んで痰をかき出しました。

その事をはなし、どうしたらいいのか?伺いましたが、もしも、呼吸が止まった状態になってしまったら、
レディの舌を引っ張りだし、首を伸ばした状態にし、予め用意しておいた(カンシにガーゼを巻きつけた)もので
喉の奥の痰をかき出すようにと教えていただきました。

人間が使う吸引器を使うことは?と伺うと、吸引器もずーっと吸っているから痰が取れるのであって、
レディの口にずーっとチューブを入れてはおけないでしょう。
では、私がストローで吸ったら?と聞くと、それは返ってストローで喉を傷つけてしまい危険と言われました。
とっさの時の為に、ガーゼを水で湿らせた物をレディの寝ている側に置いています。
カンシを買いに行ったら売っていなかったので取り合えず自分の指を使うつもりです。


21日夜から22日朝にかけて

明け方に一回起きようとしましたが、すぐに眠っていまい結局AM6:35に起こすまでよく眠ってくれました。
おかげで、ずーっと睡眠不足だったのですが、ゆっくり眠ることが出来ました。
今日のレディは痰が絡んで苦しい時意外は、穏やかに過ごしています。
この穏やかな時が続きますように・・・・

11月22日 AM 食事の前と食後眠っているところ アニーが心配して・・・


愛ちゃんが来る前






24日朝流動食を
嫌がる





ちょっとだけ散歩

11月23日

愛ママご一家が我家へレディのお見舞いに来てくれました。

レディはちょうど眠っていたのですが、愛ちゃんが来たのがわかったらしく
起き上がろうとしたので、起こし庭へ出してオシッコをしてからご対面しました。
愛ちゃんへごあいさつをしによろよろしながらも近づいて行きました。

愛ちゃんに負けまいとしてがんばって50分もの間
起きてよろよろしながらも部屋の中を歩いたり、
愛ちゃんの匂いを嗅ぎに行ったりとしていました。
まるで、「私はまだ若いのよ。愛ちゃんにだって負けないんだから・・・」とでも
言ってるみたいに本当に頑張っていました。

愛ちゃんにクッキーをあげていると、レディもそばによって来て
何とレディもほんの少しでしたがクッキーを食べたのでした。
私たち家族はびっくりしました。
本当にレディはほとんど寝たきりの状態でしたので、
食事も流動食しか食べることが出来なかったのです。
それが、愛ちゃんが食べたのを見てレディが食べようとすること自体
考えられないことでした。そして、2口食べたのです。

レディはシェルティが大好きです。愛ちゃんのことも大好きです。
でも、若い愛ちゃんには同姓として対抗意識を持っていたみたいです。
だから、しっかりと立って歩いてオシッコをするところを見せたり、
いっしょにクッキーを食べたりと本当にこちらが心配するくらい頑張っていました。
レディにとっていい意味で刺激的な一日でした。
レディは愛ちゃんが帰った後も、しっかりとしていました。
そして、5日ぶりに普通のウンチをしました。
(ウンチが出ないので、そろそろ肛門からかき出さなければいけないと思っていた
ので自分で排泄ができて本当に良かった。かき出すとき痛いものね。)
こんなにも、刺激を与えることによってレディが変わるのかと本当に驚きでした。
アニーが居る事で、刺激はあると思うのですが、
レディにとって同じシェルティにはまだまだ負けられない
という気持ちのほうが強いみたいです。

愛ちゃん。ありがとう!レディもまだまだ頑張るからね。


11月24日
AM3:00に起こされましたがオシッコをしたいという意思表示でした。
トイレシートの上でちゃんと立ってオシッコをしました。
その後、私の手を煩わせることなくすぐに眠ってくれました。
これも、しっかりしてきた証拠かな?(体の具合が悪くなってからは
夜中のオシッコは、眠ったままオムツにしていましたから)
AM6:00起床。オシッコ。トイレシーツの上でちゃんと立って。

ひとつだけ困ったことが起きました。
レディが流動食を嫌がり始めたことです。
レディがはっきりと意思表示をする事はいいのですが、
まだ自分からフードを食べられないので、流動食をきちんと食べて
体力を付けて欲しいのですが・・・
注射器で口の中に流動食を入れようとすると顔を背けてしまい、
顔中、流動食が飛び散ってぐちゃぐちゃです。
私もレディの顔を抑えて強引に口の中に流し込んでいますが、
他の人が見たら虐待と思われちゃうかも?
でも、レディのことを考えてやっていることだから嫌がらないでね。
AM11:00自分で起きたいと意思表示。
庭へ連れて行くとしばらく歩いて、オシッコをしました。
PM2:00遅いお昼。流動食を無理やり食べさせる。
その後、庭で少し歩いた後、隣に住むおじいちゃんの家まで散歩に行きました。
本当に数日前には考えられなかったことです。

レディの「まだまだ生きていたい。」「だから、頑張っているのよ。」
とでも言うような言葉が聞こえてきそうです。
12月3日
レディは徐々にですが回復しています。

11月25日から26日にかけて、一時具合が悪くなり26日には病院で点滴を打ってもらいましたが
それ以来特別悪くなるような事も無く徐々に回復してきていると思います。

29日には、以前から予定していた鎌倉の訓練所へ連れて行くことが出来ました。

レディは訓練所に着くとなつかしい匂いを感じたのか
事務所までの坂をゆっくりでしたが途中まで歩いていきました。
昔を思い出すかのようにクンクンと匂いを嗅いでいました。
しばらくすると、車の後部座席で眠ってしまいました。
訓練所には大勢の犬がいます。人が来ると一斉に吠えます。
知らない犬だったらとても眠っている事などできませんが、
レディには犬達の大きな鳴き声も懐かしいものだったようです。
時折響く、訓練士さんたちの「静かに、止め」の静止の声も
懐かしく聞こえたに違いありません。
2時間近く、ぐっすりと安心しっきった様子で眠っていました。

11月中旬に具合が悪くなった時に、29日の鎌倉は無理かも知れないと思っていたので、
実現する事が出来て嬉しく思います。
我家の他で長く過ごした場所なので、もう一度連れて行きたかったところだったので・・
帰宅後も普通に過ごし夜になると、3日ぶりに便をしました。
愛ちゃんが来てくれた日も5日ぶりに便をしました。
そして訓練所に行った日にも・・・レディには良い刺激になったのでしょうか?

レディは一日の大半を眠って過ごしていました。(これは、今も変わりません。)
食事は流動食とポカリスエットを横になったまま口角のところから流し込んでいました。
排泄は教えますので、夜中も庭へ連れて行くと支えられながら自分で行います。
相変わらず時折痰が絡みますが気管支の方へ入る事はなくなりました。
夜中の徘徊も力強くするようになりました。

レディの便の状態は下痢まではいかないまでもかなり柔らかく赤黒い色をして
量も少しだけしか出ませんので、気になって12月1日、病院に連れて行きました。
流動食だけでは、
便の成分となるものが不足するので他のペースト状のフードを混ぜるように指示されました。

この日の夜からレディの食事の内容が変わりました。

流動食3分の1缶と食事療法用ドックフード犬用CRWという1缶150g入りの缶詰を3分の1缶を
混ぜ合わせたものに水を加えて柔らかくドロドロにし、
無印で購入した蜂蜜の容器で口の中へと流し込んでいます。
この時にいっしょに水分補給のために注射器でポカリスエットを飲ませます。大体40ccくらい。
横に寝かし上体を少し高くして、口角から歯に当てないように注意しながら食べさせています。

一回の食事の量は自分で食べていたときよりも多く、口の中へ流し込んでいるので、
決まった量を食べることが出来るので体力の回復は著しいものがあったように思います。

自分で水の容器から飲もうとしていなかったのが
昨日から容器の所へよたよたしながらも歩いて行き、
自分で水を飲むようになりました。(毎回ではありません)

フォークで鶏肉をあげると食べました。

ごはんはどうかな?と、今朝は流動食とフードの缶詰を混ぜた物を食べてから
今まで自分でごはんを食べていた容器に鳥のささみを蒸して割いたものを入れて
様子を見ていると自分で食べました。
(舌がうまく使えないようでしたが)
取り合えず、ある程度の栄養は流動食とフードを混ぜた物で摂取させ、
時間をかけて以前のように
食器から自分で食べられるようにして行きたいと思っています。
焦って、自分で食べさせようとすれば、必要な栄養が取れなくなり
体力の低下を招く恐れがあるといけないので・・・
様子を見守りながら気長にやって行こうと思っています。


12月3日の午前中に日記の更新を終え、さあ、お昼になったから
レディに流動食を食べさせようと起こしても起きません。
半ば強引に口角から流動食を流し込みました。
3口しか食べませんでしたが、ポカリスエットは50cc飲みました。
ポカリや流動食を飲み込んでいる時も目を閉じて眠っているみたいでした。

もしかして?・・・歯石を削ってみましたがそれでも起きないので心配でした。
レディは歯をいじられる事が大嫌いなので歯石を取ってもらうのも全身麻酔をかけて取ってもらっていました。
15歳7ヶ月の時に虫歯が原因で顔面が腫上がって化膿してしまい、このままでは
危険だという事で緊急に麻酔を掛け抜歯した時にいっしょに歯石を取ってもらったのが最後です。
その後、なるべく歯石を着けないようにと指示をされていたのですが
レディが嫌がるので歯磨きが出来ませんでした。
だから、試しに歯をいじって見たのですが反応がありません。

「どうしょう?」という気持ちと「大丈夫眠いんだから?」という気持ちに揺れ動いていました。
私1人だったので不安で不安でどうしょうもありませんでした。
レディの側から離れる事が出来ず、PM5:30に起きるまで心配でした。
夕方の食事も余り食べませんし、落ち着きもなく心配でした。

夜中には、一時間おきくらいに3回徘徊をし、そのなかの1回はオシッコかも?と外に連れて行ったので
身体が冷たくなってしまいました。
愛ちゃんのママに「ドライヤーを使って冷たくなってしまった手足や身体を温めると良い」と
教えて頂いていたので試してみました。
すぐに手足も温かくなりました。これは良い方法だと思いドライヤーは窓の側に置くことにしました。
そして。AM3:00にやっと眠ってくれました。
レディが若い時に室内でのトイレの躾をして置けば夜中の寒さに震える事もなかったのですが・・・


12月4日は、食事と水分補給も注射器だけに戻ってしまった以外は
特に変わった事もなく、一日を過ごす事ができました。
夜中の徘徊は1回。その時に庭でオシッコもしたので、前日のようにドライヤーを活用しまし
た。

12月5日、今日も特別変わった事はありませんでした。
ひとつ良いことがありました。
朝の排便のウンチがとってもいいウンチだったことです。
こんなこと書いたらおかしいですよね?
でも、「いいウンチだった」という事は私にとってとっても嬉しい事なのです。


12月6日 今日は午後からフィラリアの薬とフロントラインを貰いに病院に行きました。
体重を量ってもらったら、6,25kgありました。
11/26に点滴を打ってもらいに行った日は、5,9kgだったので少し体重が増えました。
これも、流動食でもきちんと食べているからだと思います。
缶詰のフードを混ぜる事によって良いウンチもでます。
自分で容器から食べることはもうしませんが、流動食でも食べてくれるだけ良いと思うようにしています。
今日は、鼻水がでる事と痰が絡む事が気にかかります。が、他には特に変わった事はありません

12月9日 レディの体調がとっても良さそうなので外へ散歩に連れて行きました。
11/24にちょっとだけ散歩に行きましたがそれ以来のことです。
以前の散歩コースをとぼとぼでしたがよく歩きました。アニーといっしょだったから?

12月11日 特にかわったこともなく、ほとんど一日中眠っていました。
 夜中の徘徊はなく、AM3:20に起きてオシッコをしてすぐに眠ってくれました。


12月12日 朝起きてから落ち着きがなく心配をしていたらまた下痢でした。
ここのところいいウンチで喜んでいたのに・・・昨晩のお豆腐かな?
娘が仕事から帰ってきたので病院へ連れて行き、点滴を打ってもらいました。
PM7:30に流動食を食べ、やっと眠りました。
油断大敵!ですね。


12月13日 昨日の夜から落ち着かず、夜中の徘徊も気合が入っていました。
お腹が痛かったようでなかなか眠ってくれず、AM3:00過ぎにお腹の薬を飲ませました。
20分後にやっと眠ってくれました。
朝は、普段どおりに起きて流動食を食べ、いいウンチをしたのでよかった!と思っていました。
昼になり、流動食を食べさせようと起こしても起きません。
両方の耳が熱く、意識がはっきりしていなくて、身体も小刻みに震えていたので、四肢をさわってみました。
すると、とっても冷たくなっていたので急いで、ドライヤーで四肢を温めました。
しばらくしてから、流動食を眠ったままのレディの口の中へと流し込みました。
いつもの半分飲み込んでくれましたが、まだ意識ははっきりしていません。
歯石を取ったり、口の中をいじってもまったく起きようとしないので、半ば強引に起き上がらせました。
起き上がる拍子にオムツの中にオシッコをいっぱいしました。
そして、また眠ってしまいました。
PM4:00頃に起きて、2回ひどい下痢の便をしました。
その後、病院に連れて行き、下痢止め入りの栄養剤の点滴を打ってもらいました。
ずーっと調子の良い日が続いていたのに・・・
レディの状態も波があるようです。
また、良くなってくれればいいのだけれど・・・

12月14日 昨日病院から帰宅してからも一晩中落ち着かず
少し眠っては1時間徘徊をするの繰返しで、
下痢の方も治まらず嘔吐はするしほとんど眠らずに朝を迎えました。
落ち着いて眠らないのはお腹が痛いためだと思われますが、どうしようもありません。
レディを支えていっしょに歩いてあげるだけしか出来ません。

今朝も水のような下痢の便をしました。
点滴の中に下痢止めも入っているのですが一向に下痢が止まりません。
その上眠らずに徘徊を繰り返しています。体力の低下が心配です。
午後に、流動食大さじ1杯を水でゆるめにのばしたものを少しだけ口の中へ流し込みましたが、
ほとんど口から出してしまいました。
点滴は、首の皮下に打ってもらっているので吸収していない薬が
喉の所にぶよぶよのこぶのようになっています。
その為にレディが徘徊をして歩いていても、薬のこぶが重いせいで首が下がってしまいます。

午前中に主治医のところへ連絡をしましたが、点滴の薬が残っているので夕方まで様子をみて
連れて来るようにと言われたので、これからまた病院に行って来ます。
下痢が治まってくれて、流動食を食べるようになればいいのですが。
急に体調が悪くなってしまったので心配です。

12月15日 レディ18歳と4ヶ月になりました。
昨日、栄養剤下痢止め入りの点滴(首の所への皮下に)と抗生物質の注射をおしりにしてもらいました。
午前0時まで落ち着かず部屋の中をグルグルと徘徊を繰り返していましたが、疲れたのか眠ってしまいました。
今朝は7時に起床し、庭でオシッコをして、
流動食を水でのばしてハチミツの容器で口の中へ流し込みましたが、少ししか飲み込みませんでした。
下痢と嘔吐は一応治まりました。


12月16日 AM3:10に起きようとしていたので起き上がらせると小刻みに身体を震わせていました。
今度は発作かと心配しましたが寒くて震えていたようでした。
愛ちゃんのママに教えてもらっていたのですぐにレディの身体をドライヤーの温風で温めました。
布団に寝かせてからも手足を温めていたら眠ってくれました。
下痢と嘔吐が止まっているので
今日からきちんと3回流動食を食べさせようと思い強引に水分補給と流動食を食べさせましたが、
レディは食べるのを嫌がって抵抗するので顔中流動食でぐちゃぐちゃです。
レディの体力が低下しているので元気にするために私も負けてはいられません。
嫌がるレディを押さえつけ口の中へ流動食を流し込んでいます。
知らない人が見たら本当に動物虐待と思われるかも?
今日は痰が多く絡んでいます。よだれも多い。2回だけしかオシッコをしませんでした。
水分補給がうまくいってないのかもしれません。
午後、お使いに行くのにレディだけ置いていく事が不安だったのでいっしょに連れて行きました。
車の後部座席でずーっと眠っていてくれたので助かりました。
今夜も夜中に震えると困るので愛ちゃんのママにお伺いしました。
電気のひざ掛け毛布を布団に敷いてその上にタオルを敷き、温度も弱にして、
寝かせると良いと教えていただき、レディを寝かせました。


12月17日 やっと落ち着いてきたといえるようになりました。
昨日からきちんと食べさせている流動食でまた下痢をするのではないか?と心配をしていましたが
朝とお昼に少し柔らかではありましたが形のあるウンチをしてくれました。
昨日の夜中は一回も起きることもなく久しぶりに朝までぐっすりと眠っていました。
あんまり静かだったので何回も鼻に手をやり呼吸をしているか確認するほどでした。
急に悪くなったりするので気の抜けない毎日が続きそうです。
 今夜も穏やかに過ごすことが出来ますように・・・

12月18日 ちゃんと流動食を食べるようになりました。
ゆるめですが、形のあるウンチもでました。
午前中、お腹がゴロゴロして落ち着かず1時間徘徊をしていました。
下痢止めの薬を飲ませようか迷いましたが午後病院へ行く予定だったので止めました。
徘徊の為にお昼ごはんの時間がずれてPM2:00になってしまいましたが
ちゃんと食べてくれました。でもその後お腹はギュルギュルと鳴っていました。
夕方、病院へ流動食の缶詰を買うためと、レディのお腹の様子をお報告に行きました。
下痢をした時にとブスコパンという内服薬をいただいていますが、
毎日飲ませても良いのか?伺いました。
便秘にならなければ良いとのことで、お腹がゴロゴロしているときは飲ませても良いと言われました。
流動食を食べてブスコパンを1錠飲んで、ゆるめのウンチをしてすやすやと眠っています。

    
徘徊の後疲れてバタンと倒れているレディです。
レディのことが大好きなアニーがぴったりと寄り添っています。
 

12月19日 落ち着いています。
夜中にオシッコの為に一回起きましたが15分程度の徘徊で眠ってくれました。


12月20日 鎌倉の訓練所へアニーと一緒に行きました。
アニーのしつけ教室が終わるまで車の中で熟睡をしていました。
寒かったので「Snuggle Safe」という電子レンジで温めて使う保温パッドを
レディの足の所に置き、毛布を掛けておきました。
(前に購入していたが今回始めて使用しました。結構いい感じでした。)
体調の方も落ち着いていて、これならばクリスマスは大丈夫かな?と思っています。


12月21日 昨日の疲れが出ないかと心配をしていましたが、大丈夫。元気です。
夜の流動食を食べた後、お肉を欲しがったので2切れあげました。
久しぶりに流動食以外のものを美味しそうに食べました。
その後自分の力で痰を吐き出しました。良いウンチをして眠りにつきました。
鼻水と痰が気になっています。


12月22日 朝、もう一度以前のようにごはんを自分で食べて欲しいと思ったので
流動食(普段より少なめ)を食べた後にキャベツとささみを煮た物を食べさせて見ました。
座ったままで食器をレディの口のところまで近づけると自分で大さじで3〜4杯食べました。
舌の使い方が下手でしたが、時間をかけてでも自分で食べさせたいと思いました。
このままお腹の調子が良い状態が続くといいのですが・・・と思ったのもつかの間でした。

その後、落ち着かない様子で眠りも浅く部屋の中をグルグルと歩き回っていました。
こういう状態のときはお腹が痛い時なので下痢にならないか心配でした。
夕方になってもこの状態が続いていたので、
明日が病院がお休みということもあり頂いているお薬を飲ませました。
この間も調子が良いので少しお肉やお豆腐を食べさせたら下痢になってしまったので
とても心配です。やっぱりお肉とか普通のごはんはもう無理なのでしょうか?


12月23日 朝から鼻水をたらし痰も多く絡んでいます。午後になりウンチが下痢になってしまいました。
お昼と夜に病院から処方されている薬を飲ませました。
夜には下痢は治まったようでしたが、お腹が痛いためか眠ってくれません。
夜中も何度も起きては部屋の中をうろうろと徘徊をしていました。
痰が絡んで呼吸が苦しい事も原因でこの晩はほとんど眠りませんでした。

12月24日 鼻水と痰の多く絡むことは変わりがありません。
午前中にしたウンチはとても良いものだったので、レディと約束をしていたケンタを買いに行きました。
帰宅後、お昼の流動食を少なめに食べてから、久しぶりにケンタを食べさせました。
レディの眼がぱっちりとしてとってもうれしそうに小さいお肉を4口ほど食べました。
もっと欲しがりましたが、またお腹の調子が悪くなっても困るので止めさせました。

気を付けて体調を見て食べさせたつもりですが、午後になってまたウンチが下痢になってしまいました。
薬を飲ませましたが、その後も3回水状の便をしました。
お薬が効いて落ち着いてくれればいいのですが・・・腸が弱いということは老犬ゆえのことですかね〜?


12月25日
 薬が効いているようで夜中も一回も起きませんでした。
朝の流動食は残してしまいお腹が痛いのか一日中落ち着きがありませんでした。
昼と夜の流動食は強引に流し込みました。
少しでも食べないと体力が持たないので・・・
夜、小指の先ほどのウンチをしました。(かなり柔らかい)まだ要注意です。
pm10:30〜11:30まで部屋の中でグルグルと徘徊をしてやっと眠ってくれました。
どこに徘徊をする体力があるのか?とても不思議です。
これが痴呆なのでしょうね。


12月26日 夜中のam3:00〜4:00まで徘徊をして
やっと眠ったかと思ったらam5:00に起きてまた徘徊を始めました。
徘徊の間ずっとお腹がキュルキュルと鳴っていました。多分お腹が痛くて寝ていられないのでしょう。
薬は最初の徘徊が始まってすぐに飲ませたのですが、まだ効かないようです。
am5:30に私の布団に寝かせ添い寝をしていたら眠ってくれました。
毎日同じところで眠っているので、自分のお布団は飽きちゃったのかな?
それとも不安なのかな?甘えたいのかな?30分ばかりの添い寝でした。
am7:00にレディを起こし流動食を食べさせました。今朝はちゃんと食べてくれました。
8:00に庭でオシッコ。その後横に寝かせてお尻を洗いドライヤーで乾かし櫛で梳かしてあげました。
レディの身体は骨だらけで櫛が骨にひっかかるのです。
こんなにガリガリになっちゃって・・・梳かしながら涙がこぼれました。
ほとんど一日中眠ってばかりのレディです。
腰の床ずれの跡の他にも要注意の箇所がいっぱいありました。
新しい床ずれを作らないように、注意して看てあげたいと思います。

夕方、病院に行きお腹の痛みを取ることが出来ないか?とご相談しました。
老犬になり消化吸収が出来なくて膨張しお腹が痛むのだろうという事で
下痢の時に腸の運動を止める薬を頂いているのですが、その薬を1日2回飲ませることになりました。
そして、シニアのドライフードをいただきました。
帰宅後、流動食を食べた後に病院で頂いたドライフードを食べました。
そして、落ち着いて眠っています。


12月27日 夜中に一度オシッコに起き、その後30分徘徊をして眠りました。
午前中は、アニーのしつけ教室があるので鎌倉まで行きました。
いつもと同じでしつけ教室の間車の中で眠っていました。
午後、帰宅後も特に変わりはありませんでした。
夜、流動食を食べた後にシニアのドライフードを食べすぎたせいでしょうか?
おならをプープーとしながら部屋の中を徘徊していました。
昼間ほとんど眠っていたので眠くなかったのか?それともお腹が痛いのか?
ドライフードの量を考えなければいけないと思いました。
pm11:50やっと眠ってくれました。


12月28日 昨日の晩眠ったのが遅かったのか、夜中には一度も起きませんでした。
今朝は落ち着いています。
流動食の後のドライフードも量を量り食べさせようとしたら、自分で途中で食べるのを止めました。
食べたフードの数を数えて次回からはこの量を目安に食べさせようと思います。
とっても良いウンチをしてam8:00に眠りました。
鼻水と痰が絡むのはまだ治まっていません。
午後からもほとんど眠っていました。レディが眠っているという事は体調が良いということです。

12月29日 夜中にオシッコに一度起き、すぐに眠りました。
体調は(痰以外)良いみたいです。
ウンチもちょっと硬めですが、良い物をしてくれます。
硬いのはドライフードの為だと思います。水分を多く取るようにしました。


12月30日 痰がまだ少し絡むのが気になりますがその他は良好みたいなので、
一年ぶりに全身を洗いました。(部分的には介護の中で行っています。)
友人のお店で主人と二人で支えながら洗いました。
シャンプー剤は嫌いでも、シャワーのお湯が背中にあたっている間うっとりとした表情をしていました。
もっと元気になったら温泉に入れてあげたいね。と話をしながらガリガリなったレディを洗いました。
業務用のドライヤーで一気に乾かし櫛で梳かしていたら、いっぱい被毛が抜けました。
ちょっと疲れたみたいでしたがその後も体調を崩すことなく、無事一日を過ごす事ができました。
         
       小雪ママに教わった靴下を履いてぐっすり眠っています。


12月31日 
シャンプーの疲れや痰がひどくならないかと心配でしたが、特に変わったこともなく朝を迎えました。
流動食は全て食べましたが、ドライフードは食べませんでした。
ウンチはちょっと柔らかめ。念のために薬を飲ませました。
痰は、自分で少し吐き出しました。
そして今、すやすやと落ち着いて眠っています。

何度もダメかと思ったこの一年でした。
お蔭様で一緒に新年を迎えることが出来そうです。
これも、HPを通じてたくさんの方からの励ましや応援の賜物だと思っております。
私が挫けそうになった時、心温まる言葉を掛けていただき何度も立ち直る事ができました。
心から感謝しております。ありがとうございました。
いつまでレディと一緒に過ごす事ができるか分りませんが、来年もどうぞ宜しくお願い致します。
全ての老犬が穏やかに年を越せますように・・・

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